鉄筋コンクリート組積造はRM造とも呼ばれ、これは「鉄筋とコンクリートにより補強された組積造(reinforced masonry)」のことである。(参考:参考文献1)
鉄筋コンクリート組積造は、コンクリートブロックまたはセラミックメーソンリーユニットの組積ユニットを組積し、それらの空洞部に縦横に鉄筋を配置し、コンクリートを充填して一体化した壁式構造である。建築基準法において、平15国交告第463号に適合することが求められる。(参考:参考文献2)
鉄筋コンクリート組積造建築物は、本来の組積造が持つ高い耐久性、耐火性、美装性および狭小敷地に対する優れた施工性に加えて、高い耐震性、高い施工効率および高い施工信頼性を実現できるように開発されたものである。(参考:参考文献1)