補修費用の目安

外壁の欠損モルタル充填工法(外壁部)G-2-503
木軸・木枠

不具合の程度 外壁のアルミサッシ(台所)の上部に直径50mm,深さ10mmの欠損が発生

A.積算の前提条件
(a)
立地、敷地条件
イ)
地 域:東京(区部)
ロ)
敷 地:①工事用車両の進入が可能
②建物外周部に1.0~1.5m程度の空きがある
(b)
建物概要
イ)
構造等:2階建在来軸組工法、一戸建て専用住宅
ロ)
仕上等
部位 仕上 備考
外壁(1階) モルタル下地外装用薄塗材吹付け アクリル系リシン吹付け
(c)
補修工事の発注形態
イ)
住宅取得者が工事業者へ発注
(d)
補修工事概要
イ)
工事対象部分・規模:1階北側外壁 欠損部(高さ:1.6m程度 1ヶ所)
吹付け直し(0.04㎡程度)
ロ)
工事範囲・条件等
範  囲
  • 欠損部はつり、ポリマーセメントモルタル充填
  • 欠損部周辺(20cm×20cm程度)の仕上材を除去、新規塗替え
付帯する工事
  • 欠損部周辺のモルタルの浮き等(直径100mm程度)は、その部分を除去する
備  考
  • 竪樋、屋外設備用配管等は工事範囲外

B.補修工事費の目安
(a)
工事費の設定
イ)
設定方法
  • A.(a)~(d)および以下の①~③を条件として、工事業者より見積りを徴集(3社)。
  • 見積り内容を確認し、積算の前提条件を満たしていないものを除外する(1社)。
  • 見積り金額の最低金額から最高金額の範囲を工事費の目安とする。
調査費は含まない
居住者の移転費は含まない。
工事用仮設電力・水道費は含まない。
ロ)
工事費の目安
5万円~9万円(2社)(平成12年4月現在)
(b)
工事費の変動要素(提示条件内での変動)
イ)
仮設、養生の程度(防塵、防音等)
ロ)
外壁塗装の撤去方法
ハ)
色むら調整の程度
ニ)
仕上材充填、材料の仕様、グレート
(c)
工期
2~3日間程度