レベル | |||||
水平の確認や測定 | |||||
レベルは水平な視準線を設けた望遠鏡から、鉛直に立てた標尺(スタッフ)を読み取って各点の高さの差(比高差)を求める機器である。 レベルには、望遠鏡の多少の傾きに関係なく振子を用いて視準線だけを水平にする自動レベルと視準線を水平にするための高感度の気泡管を用いるティルティングレベル(気泡管レベル)に大別される。 ここでは、自動レベルについて記述することとし、ティルティングレベルについては割愛する。 <自動レベル>
自動補正により、レベル本体が傾いても補正範囲内であれば、視準線が自動的に水平になり、気泡管により視準線を水平にするティルティングレベルに比べ、取り扱いが簡単に行える。〈参考値〉
自動レベルの例
(引用一部加筆: 測量学<基礎編>増補版 大嶋太市 著 共立出版 発行 ) |
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<マイクロメーター付きレベルの読み方>
マイクロメーター付きレベルの読み方 <自動レベルの測定例>
<参考:2点間が直接視準できる場合の高低差の求め方> 2点間が直接視準できる場合の高低差の求め方 (B.S) (F.S) (高低差) 1.0m - 0.5m = 0.5m |
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「基礎の沈下」「床の傾斜」「床のたわみ」 | |||||
詳細な測定が必要な場合には、レベル等の測量機器の操作、測定に習熟した測量士等の有資格者がいる。 |