騒音計 | |||
騒音の測定 | |||
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音環境に関する品確法告示の評価指標は、実際の建物における生活実感と対応する遮音性能とは異なっている。ただし、不具合として指摘された音の状況を、実際の建物において耳で聞く際に、音圧レベルを確認するために騒音計が使用される。なお、室内での騒音の測定方法に規格、規準は無いので、以下の方法を参考として行う。
対象室における騒音計の設置状況 |
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「音に関する不具合(室内音環境の居住者に及ぼす影響)」 | |||
室内騒音の評価方法 屋外の騒音に関しては、騒音規制法などにおいて、敷地境界線における騒音レベルが、『区域の区分』、『時間の区分』によって規定されている。室内騒音に対しては、現時点では法的な基準値が無い。ただし、建物計画時・設計時の目標値として、日本建築学会提案の『建築物の遮音性能基準と設計指針』に室内騒音の規定があり、それによると室内騒音(外部からの透過音及び自室内機器・共用設備騒音)に対しては、騒音レベル35dBが(1級「優れている」)、40dBが(2級「標準」)、45dBが(3級「やや劣る」)のように示されている。 なお、上階からの歩行音(床衝撃音レベルに関する遮音等級)や界壁からの透過音(室間音圧レベル差に関する遮音等級)については、別の評価指標が規定されている。 |