地震や風圧力などの水平力に対しては、構造用合板、せっこうボードなどの面材を釘で張りつけた耐力壁によって支える。
また、この工法は、断面寸法が2インチ×4インチの部材を使うことから、「ツーバイフォー工法」と呼ばれることも多い工法である。
枠組壁工法の特徴は、次の点にある。
- ①
- 使用される木材の断面寸法の種類が少なく、その種類・規格が告示に示されている。
- ②
- 構造部材組立の仕口・継ぎ手が簡単で、釘・金物で緊結する。
- ③
- 現場での生産性が高く、工期を短くすることができる。
- ④
- 耐火性能・断熱性能に優れている。