1.床のたわみとは「転載の承諾を得られなかった箇所に網掛けをしております。」 曲げ材のたわみ性状(引用1)
床のたわみには、家具等が置かれた直後に発生する初期たわみ(初期変形)の他、長期にわたる載荷により次第に増大するクリープたわみ(クリープ変形)、荷重が繰り返されるたびに発生する弾性たわみ(繰り返し変形)がある。(右図参照) また、床のたわみは、
床に比較的大きなたわみが発生した場合には、「床鳴り」や「振動」等他の不具合を伴うことが多い。 たわみの概念図(chord作成)
床の変形として、「床のたわみ」とは反対に中央部が凸型に変形する「床のむくり」もまれにあるが、ここでは「床のたわみ」についてのみ対象とする。 |
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2.発生原因
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現場調査等にさきがけて、発生原因特定のための調査に必要な情報を把握し、調査の進め方の詳細等を検討しておく。 |
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1.たわみ量の測定
1-1.水糸を用いた方法<方法1>(1)調査方法
(2)注意事項等
<方法2>(1)調査方法
(2)注意事項等
1-2.レーザーレベル等を用いた方法(1)調査方法
(2)注意事項等
1-3.勾配計を用いた方法(1)調査方法
調査方法の例
(2)注意事項等
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はり材の最大たわみ量について(参考2)
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梁の曲がりの検査基準
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1.骨組や床構成部材等の設計内容の確認
(1)調査方法
(2)注意事項等
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1.書類による確認(材料)
(施工)
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(1)調査方法
(2)注意事項等
2.目視等による施工状況等の確認(1)調査方法
(2)注意事項等
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1.書類による確認
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(1)調査方法
(2)注意事項等
2.目視等による確認
(1)調査方法
(2)注意事項等
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(引用3) 合板下地板:張り方は、板の長手方向が根太と直交するように張り、根太心で突付け、釘間隔は根太当たり150㎜内外でN50釘(※)を平打ちする。
※:N釘に比べて径が細いFN釘(梱包材用)があるので注意する。
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「4 使用・メンテナンス状況の確認」によるほか、以下の確認を行う。
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1.設計段階で設定した荷重の確認床の設計段階で、荷重をどのように設定したかを確認する。具体的には、設計図書等や設計者に確認する。 (1)調査方法
(2)注意事項等
2.目視確認(1)調査方法
(2)注意事項等
3.除荷後のたわみ量の測定床が支えることのできる許容範囲を超える載荷(過荷重)が原因であるかを確認するために、重量物が許容範囲を超える可能性がある場合は、その重量物を移動し、その後の床のたわみ量を測定する。(1)調査方法
(2)注意事項等
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