ＡＬＣパネルに浮き・欠けにより欠損部が発生している場合に、当該欠損部に断面修復材を充填する工法である。（引用：３（１））

• 外壁の欠損

• ＡＬＣパネル取付け構法の選択不良
• ＡＬＣパネル・取付材（※１）の選択不良、品質不良、断面寸法等の不足、配置・支持間隔・納まりの不良
• ＡＬＣパネル等の割付け不良
• ＡＬＣパネルへの荷重想定の不適
• ＡＬＣパネル工事に付帯する関連工事（建具工事、内装工事等）の施工不良

• ALCパネルの欠損、浮きが生じた場合に適用する。

• 欠損の原因が、構造耐力上の問題の場合は、補強工事等の実施によりその問題が取り除かれていることを専門家の調査により確認する。
• 補修により、美観上の問題が生じないことを確認する。

• ＡＬＣパネルには、「厚形パネル（厚さ75㎜以上、200㎜以下）」と「薄形パネル（厚さ35㎜以上、75㎜未満）」があるが、本シートでは、厚形パネルを用いた外壁を対象とする。なお、厚形パネルを用いた外壁は、指針や標準仕様書において厚さ100㎜以上のパネルを用いることとされている。

• 本シートの補修方法の適用にあたっては、「JASS21ＡＬＣパネル工事8.3受入検査（1）パネルの確認」 （参考：２（２））が参考となる。
• 「転載の承諾を得られなかった箇所に網掛けをしております。」
• 「転載の承諾を得られなかった箇所に網掛けをしております。」
  が、その場合に補修して使用できる欠損部分の大きさの目安は、「JASS21ＡＬＣパネル工事8.3受入検査（1）パネルの確認 ②外観の確認」が参考となる。 （参考：２（２））