床の傾斜
束立てによる大引きの補強
F-1-110
木軸
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(床下からの施工の場合)
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| 1.事前調査 |
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- ①
- 現場調査により、上記適用条件と、大引きのたわみ状況を確認する。(標準スパン0.9m以下、断面90×90以上(参考1(1)、参考2(1)))
・当該床下に到達できる範囲に点検口がない場合には、床面に点検口を新設し、補修後に点検口として使用できるようにする。
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| 2.養生 |
- ①
- 資材搬入口から進入口までの経路となる床や壁等を養生する。
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| 3.束立ての増設 |
- ①
- 幅木の上端に水糸を張る。(各大引きにそって)
- ②
- 根がらみを取り外し、点検口から当該床下までの経路を確保する。
- ③
- 新たに束石を据える、既設の床束の中間位置の地盤を大ハンマー等により突き固める。(必要に応じコンクリートを打込む)
- ④
- 束石を据えて地盤と密着させる。(水準器で水平をとる)
- ⑤
- 新設した束石の近くの地面に厚板等を敷き、厚板等と大引きの間に飼木を飼い、正規のレベルまで上げ、仮支持する。
- ⑥
- 水糸と床の間を計測し、適正であることを確認する。
- ⑦
- 必要な床束長さを計測し、加工の上、取り付ける。大引きとの接合は、N75くぎを斜め打ちの上、ひら金物をくぎ打ちまたはかすがい打ちとする。(参考1(1))
- ⑧
- 仮支持の飼木を取り外す。
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4.根がらみの復旧
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- ①
- 増設した床束に根がらみを取り付け、進入経路の取り外した根がらみも復旧する。
- ②
- 1.にて床下への進入用の開口を新たに設けた場合には、適切な断熱・気密性能がある点検口とする。
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| 5.最終確認 |
- ①
- 水準器等を用いて、床仕上げ面の水平を確認する。
- ②
- 工事全体の仕上がりを確認する。
- ③
- 片付け・清掃を行う。
・床下の木片などは蟻害の要因になるため確実に撤去する。
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(※1)大引き下寸法が40cm程度以下の場合、施工精度の確保が困難な場合また は床鳴りの発生が予測される場合は、床上からの施工となり、以下の工事 手順が2と3、4と5の間に追加される。
| 2’.床材の撤去 |
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- ①補修箇所の周り1.8m四方程度の床仕上材、下地板、
- 根太を取り外す。
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4’.床材の張り 直し |
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①取り外した根太を取り付け直す。 ②撤去した下地材を張り替える。 ③床仕上上材を居室単位で張り替える。
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施工上の注意点 ・大引きを引上げるとき、他の床束が浮き上がり別の不具合が生ずることがあるので 注意する。 ・プラスチック製床束又は鋼製床束を使用する場合は、各製造所の施工要領書等に従 い適切に施工する。
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| № |
書名[該当箇所] |
編著者 |
発行所 |
| 1 |
木造住宅工事仕様書 2025年版[(1)p121(5.9)] |
(独)住宅金融支援機構 |
(株)井上書院 |
| 2 |
木造軸組工法住宅 設計・施工技術指針2007年版 [(1)p100(6-2)] |
(一社)日本木造住宅産業協会 |
(一社)日本木造住宅産業協会 |