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(※1)押えコンクリートのあるアスファルト防水及び改質アスファルトシート防水の漏水補修方法としては、押えコンクリート、防水層等を撤去し、補修した上で再施工する、本項で示す「撤去工法」が原則となる。一方、「撤去工法」は、工事に伴う騒音、振動、粉塵、降雨時における漏水等が問題となる可能性があるため、工事の実施にあたっては、居住者に工事内容を十分に説明し、合意を得ることが重要である。状況によっては既設の防水層や押えコンクリートを撤去せずに、その上に新規の防水工法を行う「かぶせ工法」も含め、適切な防水補修方法を選定する必要がある。
防水層の補修方法の概要は、RC造W-1-319防水層平場の再施工(アスファルト系露出防水)の6.備考(※1)に示す。 (※2)アスファルト系防水層の部分的なふくれ、切り傷、口あきなどの補修方法は、RC造W-1-319防水層平場の再施工(アスファルト系露出防水)の6.備考(※2)に示す。
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№ | 書名[該当箇所](監修) | 編著者 | 発行所 |
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1 | 保全工事共通仕様書 令和5年版[p30~p50](独立行政法人都市再生機構住宅経営部) | - | (一財)都市再生共済会 |
2 | 建築改修工事監理指針 令和4年版(上巻)[p208~213,p210~211図3.3.28,図3.3.29,p212図3.3.31](国土交通省大臣官房官庁営繕部) | (一財)建築保全センター | (一財)建築保全センター |
3 | 建築技術1996年6月号[p127] | 柿崎隆志 | ㈱建築技術 |
4 | 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版 [p50~51](国土交通省大臣官房官庁営繕部) | (一財)建築保全センター | (一財)建築保全センター |
5 | 水にまつわるトラブルの事例・解決策<建築編>[p20(№07)] | 「建築漏水」編集委員会 | ㈱学芸出版社 |
6 | 空気調和・衛生工学会規格 SHASE-S206-2019 給排水衛生設備規準・同解説[p139~140、132、290~296] | (公社)空気調和・衛生工学会 | (公社)空気調和・衛生工学会 |
7 | 建築工事標準仕様書・同解説 JASS8 防水工事(2022)[p403~406] | (一社)日本建築学会 | (一社)日本建築学会 |