床の傾斜
梁と柱の仕口部分を添え柱により補強
F-1-107
木軸
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(*1):筋かいとの取り合い等も考慮し、柱のほぞの代わりに接合金物を用いて柱を土台に固定する。なお、ドリフトピン等の径が大きいと割裂を起しやすいので、金物を使用する場合は、構造安全性のチェックを行なうこととする。
例1(引用:参考文献1)
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例2(chord作成)
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ほぞの代わりに接合金物(鋼管タイプ)を柱の木口に差し込み、ドリフトピンを挿入して固定する。土台にはあらかじめ接合金物用の穴をあけておき、柱側の接合金物を落としこんでから、ドリフトピンを挿入して固定する。
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接合金物を土台にあらかじめ固定しておき、柱脚には接合金物を差し入れるためのスリット開口を設けておく。柱を水平または鉛直方向より、土台に固定された接合金物に差し入れてから、ドリフトピンを挿入して固定する。
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施工上の注意点
- 設備配管(電気・給排水・ガス)が影響を受ける可能性がある場合は接手部分の確認を行う。
- 振動に関する不具合に当該補修方法を適用する場合、「5.工事手順の例」におけるジャッキアップ工程は必要ない。
- 横架材と柱が構造上主要な部分となる場合には、その接合部が建基法告示平12建告第1460号「木造の継手及び仕口の構造方法を定める件」に適合していること。
- 建設住宅性能評価書を交付された住宅で該当する等級が2以上のものでは、補強された接合部は、原則として品確法告示平13第1347号第5の1「構造の安定に関すること」の基準を満たすこと。
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№ |
書名[該当箇所](監修) |
編著者 |
発行所 |
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1 |
新・木のデザイン図鑑(2009年6月発行)[p217] |
飯島敏夫 |
(株)エクスナレッジ |