床の傾斜
大引きの交換
F-1-501
木軸・木枠
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(*1)大引き下寸法が40cm程度以下の場合、施工(大引きの取り外し、精度の確保等)が困難な場合または床鳴りの発生が予測される場合は、床上からの施工となり、以下の工事手順が2と3、4と5の間に追加される。
2’.床材の撤去 |
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- ①
- 補修箇所の周りの1.8m四方程度の床仕上材、下地板、根太を取り外す。
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4’.床材の張り直し |
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- ①
- 取り外した根太を取り付け直す。
- ②
- 撤去した下地板を張り替える。
- ③
- 床仕上材を居室単位で張り替える。
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(*2) 腐朽・蟻害が要因の場合は、当該部分の撤去、補修に先立ち、その原因と範囲を確定し、腐朽・蟻害対策措置が別途必要である。
施工上の注意点
- 点検口の位置によっては長い大引きも搬入できる。
- 建設住宅性能評価書を交付された住宅で該当する等級が2以上のものでは、大引きの配置は、原則として品確法告示平13第1347号第5の1「構造の安定に関すること」の基準を満たすこと。
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№ |
書名[該当箇所](監修) |
編著者 |
発行所 |
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1 |
木造住宅工事仕様書 2023年版[p118,120] |
(独)住宅金融支援機構 |
(株)井上書院 |