| １．事前調査 |
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- ①
- 現場での事前調査により、床梁の接合部に傷みがないことを確認する。
- 補修（金物補強も含む）により構造耐力上安全であることを確認する。
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| ２．足場の設置 |
- ①
- たわみの発生した床梁の直下の周囲に足場を設置する。この際ジャッキ等で持ち上げるため、天井を解体する足場の設置位置が障害にならないよう注意する。
- 足場で床仕上げを傷つけないよう、シートおよびコンパネ等による保護・養生を行う。
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| ３．床梁下部の天井の撤去 |
- ①
- たわみの発生した床梁及び床梁に取り付く床根太下部の天井の仕上材及び下張材を取り外し、たわんだ床梁を露出させる。
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| ４．床梁上部の内壁の撤去 |
- ①
- 床梁上部の耐力壁・支持壁等を取り外す。耐力壁・支持壁が、天井根太を支持している場合は、天井根太をジャッキ等により支える必要がある。
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| ５．床梁上部の床仕上材等の撤去 |
- ①
- 床梁上部の床の仕上材及び下張材を幅1.82m(床梁を中心に)取り外す。範囲は必要に応じて対応する。
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| ６. 外壁の仕上材等の撤去 |
- ①
- 床梁を支持する外壁の外部と内部の仕上材及び下地材を取り外す。
- ②
- 外壁に取り付いている帯金物も取り外す。
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| ７. 床梁のジャッキアップ |
- ①
- 床に角材を敷き、その上にジャッキ（パイプサポート）等を設置し、既存床梁を支持する。
- ②
- ジャッキ等を調整して、床梁を所定のレベルまで持ち上げる。
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| ８．床根太の仮支持 |
- ①
- 床梁に取り付く床根太の下端相互を長い206材等で連結する。
- ②
- 床に角材を敷き、その上にジャッキ（パイプサポート）等を設置する。床梁に取り付く既存床根太に直交して、床根太の下端に取り付けた206材を2ヶ所のジャッキで支える。
- ③
- 床梁に取り付く床根太が両側にある場合は、それぞれに2ヶ所のジャッキで床根太を仮受けする。
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| ９．床根太の取り外し |
- ①
- 床根太と床梁とを緊結している根太受け金物の釘を抜いて、床根太を床梁から取り外す。
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| １０．既存床梁の撤去 |
- ①
- 既存の床梁を撤去する。
- 外壁との取り合い部分では、壁枠組材を損傷しないように充分注意する。
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| １１．床梁の取り付け |
- ①
- 構造計算に基づく新たな床梁を取り付ける。
- ②
- 取付時の緊結方法は、告示基準および枠組壁工法住宅工事仕様書で定める緊結方法と同等以上とする。
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| １２．床根太の取り付け |
- ①
- 根太受け金物から、規定の釘・本数で床梁に緊結する。
- 必要に応じて、既存床根太の端部の調整を行う。
- 取り外した床根太が再利用できない場合には、床根太を取り外し、新たな床根太を取付ける。
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| １３．床梁上部の床の再施工 |
- ①
- 撤去した床の下張材、仕上材を再施工する。
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| １４．床梁上部の壁の再施工 |
- ①
- 撤去した耐力壁・支持壁等を再施工する。
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| 1５．外壁の再施工 |
- ①
- 床梁を支持している外壁の外部と内部の下張材及び仕上げ材を再施工する。
- ②
- 帯金物も再施工する。
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| １６．ジャッキ等の撤去 |
- ①
- ジャッキ等を少しずつ下げ、床梁のレベルが所定位置になっているか確認する。
- ②
- その後、ジャッキ等を撤去する。
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| １７．天井の再施工 |
- ①
- 撤去した天井の下張材、仕上材を再施工する。
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| １８．最終確認 |
- ①
- 水準器等を用いて床仕上面の水平を確認する。
- ②
- 工事全体の仕上がりを確認する。
- ③
- 足場などの撤去のうえ、片付け、清掃を行う。
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