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(床下からの施工の場合)
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1.事前調査 |
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- ①
- 現場での事前調査により、大引きの状況を確認する。
- 当該床下に到達できる範囲に点検口がない場合には床面に点検口を新設し、補修後も点検口として使用できるようにする。
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2.養生 |
- ①
- 資材搬入口から進入口までの経路となる床や壁等を養生する。
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3.添え木補強 (*2) |
- ①
- 幅木上端に水糸を張る。
- ②
- 根がらみを取り外し、点検口から当該床下までの経路を確保する。
- ③
- たわんだ大引きの下端に鋸目を入れ自由に持ち上がることを確認し、支柱を斜めにかい、たたき入れて大引きを水平に修正する。(腐朽している場合は、削り取り埋木する。)
たわんだ大引きの下端に鋸目を入れた状況(chord作成)
- ④
- 添え木204(38×89)を大引きの両面に釘打ちで固定する。CN75を両端部2本、中間部300mm間隔以内に千鳥に平打ちする。
- ⑤
- 添え木と床根太をCN75くぎで留める。
- ⑥
- 水糸により床面レベルを測定し、適正であることを確認する。
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4.根がらみの復旧 |
- ①
- 根がらみを復旧する。
- ②
- 1.にて床下への進入用の開口を新たに設けた場合には、適切な断熱・気密性能がある点検口とする。
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5.最終確認 |
- ①
- 水準器等を用いて、床仕上げ面の水平を確認する。
- ②
- 工事全体の仕上がりを確認する。
- ③
- 片付け、清掃を行う。
- 床下の木片などは蟻害の要因になるため確実に撤去する。
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