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*1 屋上緑化には、耐根層、耐根層保護層、排水層、透水層及び土壌層から構成される屋上緑化システム(参考:参考文献2)と同構成で主に特殊成形パネル等のユニット化されたシステムを用いた屋上緑化軽量システム等がある。
屋上緑化システムは、草本類だけでなく低木から高木までの木本類も植栽できる基盤で構成されることから、土壌も厚く質量も大きくなる。 屋上緑化軽量システムは、セダム類等の地被植物、芝、コケ、草花等が中心となる。 なお、屋上緑化軽量システムの植栽基盤の質量は、公共建築工事標準仕様書では60kg/m2以下とすると規定している。(参考:参考文献1) *2 屋上緑化における必要な土壌層の厚さは植物の種類等によって決まる。植物の種類と土壌厚による生育状況の相違は下表の通りであり、凡例Cに相当する土壌厚が望ましい。(引用:参考文献1)
植物の種類と土壌厚による生育状況の相違(引用:参考文献1)
*3 屋上緑化に用いられる土壌には、自然土壌、人口軽量土壌及び改良土壌がある。各種土壌の特徴等は以下の通りである。
土壌の種類と特徴等(引用:参考文献1)
*4 「撤去工法」は、工事に伴う騒音、振動、粉塵、降雨時における漏水等が問題となる可能性があるため、工事の実施にあたっては、居住者に工事内容を十分に説明し、合意を得ることが重要である。
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№ | 書名[該当箇所](監修) | 編著者 | 発行所 |
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1 | 建築工事監理指針 令和4年版 (下巻) [p915(23.5.1(1))、p916(23.5.2(1))、p917(23.5.2(2)表23.5.1)、p921(23.5.3(1)(オ)(b)、表23.5.4)、p927(23.5.4(ウ))](国土交通省大臣官房官庁営繕部) | (一社)公共建築協会 | (一社)公共建築協会 |
2 | 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版[p409(23.5.2(1))](国土交通省大臣官房官庁営繕部) | (一社)公共建築協会 | (一社)公共建築協会 |