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0.適用範囲ALCパネルには、「厚形パネル(呼び寸法における厚さ75㎜以上、200㎜以下)」と「薄形パネル(呼び寸法における厚さ35㎜以上、75㎜未満)」(参考1)があるが、ここでは、厚形パネルを用いた外壁(以下、「ALC外壁」という。)を対象とする。なお、ALC外壁は、指針や標準仕様書において厚さ100mm以上のパネルを用いることとされている。(参考2・参考3)ALCパネルを下地として外壁仕上材にタイルが用いられている場合は、厚さ100mm以上のALCパネル(参考4)で、施工現場で張付けるタイル仕上げを対象とする。 1.外壁のひび割れ・欠損とは外壁のひび割れとは、外壁の表面に部分的な割れが発生することをいう。外壁の欠損とは、外壁の一部が欠け損ずることをいう。 外壁のひび割れや欠損(以下、「ひび割れ等」という。)は、雨水の浸入、又は外壁の構造耐力低下の原因となる可能性もあるので、注意を要する。 2.発生原因
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![]() 「JIS A5416:2025軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)」((一財)日本規格協会発行) ![]() 「ALCパネル構造設計指針・同解説」p3 表3((一社)ALC協会) ![]() 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS21 ALCパネル工事(2018)」p57、p58((一社)日本建築学会編集、発行) ![]() 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS19 セラミックタイル張り工事(2022)」p22 3.9.1c.(3)、p42 4.9.1c.(3)((一社)日本建築学会編集、発行) |
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![]() 「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版」8章4節(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修、(一社)公共建築協会編集・発行) ![]() 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS21 ALCパネル工事(2018)」((一社)日本建築学会編集、発行) |
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![]() 「ALCパネル構造設計指針・同解説」p2、p13~14((一社)ALC協会) 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS21 ALCパネル工事(2018)」p79(5.2.2(4))((一社)日本建築学会編集、発行) |


| 現場調査等にさきがけて、発生原因特定のための調査に必要な情報を把握し、調査の進め方の詳細等を検討しておく。 |

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1.塗膜の劣化状況の目視等による確認(1)調査方法
(2)注意事項等
2.打音調査(タイル等の仕上材がある場合)(1)調査方法
(2)注意事項等
3.ひび割れの深さ及び幅の測定ひび割れが塗膜の表層部にとどまっているか、あるいはALCパネルそのものに至っているかを確認する。 (1)調査方法
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![]() 「建築改修工事監理指針 令和4年版(上巻)」p340表4.1.5(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修、(一財)建築保全センター編集・発行) |
(2)注意事項等
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![]() 「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針2022」p22、29~30 ((公社)日本コンクリート工学会編集、発行) ![]() 「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針2022」p30 解説図-2.3.1(b)、2.3【解説】(2)1)a. a-1(ⅰ)①((公社)日本コンクリート工学会編集、発行) 「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針2022」p16~30((公社)日本コンクリート工学会編集、発行) |

1.塗膜の状況からの考え方
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![]() ALCパネル外壁の劣化状態の区分概念図(引用3一部修正)
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![]() 「ALCパネル外壁の補修・改修技術」p16 一部修正(建設大臣官房技術調査室監修、(財)日本建築センター・(財)建築保全センター編集、発行) 「ALCパネル外壁の補修・改修技術」p13(建設大臣官房技術調査室監修、(財)日本建築センター・(財)建築保全センター編集、発行) 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS8 防水工事(2022)」 p433 第2節 目地防水工事 解説表2.3.10((一社)日本建築学会編集、発行) |
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2.打音調査(タイル等の仕上材がある場合)からの考え方
「転載の承諾を得られなかった箇所に網掛けをしております。」 外装接着剤張りにおける接着面積の例(引用6)
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「建築工事標準仕様書・同解説 JASS19 セラミックタイル張り工事(2022)」 p182(4.4.2 b.) ((一社)日本建築学会編集、発行) 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS19 セラミックタイル張り工事(2022)」 p183(4.4.2 解説写真 4.2~4.9)、p184(4.4.3 b.) ((一社)日本建築学会編集、発行) |
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3.ALCパネルにひび割れ等が発生する場合の考え方(1)ひび割れ等の形状・位置からの考え方
縦壁ロッキング構法に予想されるひび割れなどの不具合の例(引用8)
縦壁ロッキング構法の例(鉄骨造の場合)(引用9)
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「ALC外壁補修工法指針・同解説(第2版)」p15(日本建築仕上学会編集、発行) 「ALC外壁補修工法指針・同解説(第2版)」p16 解説図2.2(日本建築仕上学会編集、発行) 「ALCパネル構造設計指針・同解説」p37 付表2((一社)ALC協会) 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS21 ALCパネル工事(2018)」 p49、50((一社)日本建築学会編集、発行) |
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横壁アンカー構法に予想されるひび割れなどの不具合の例(引用11)
横壁アンカー構法の例(鉄骨造の場合)(引用12)
(2)ひび割れ等の深さ及び幅からの考え方
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「ALC外壁補修工法指針・同解説(第2版)」p18~19(日本建築仕上学会編集、発行) 「ALC外壁補修工法指針・同解説(第2版)」p19 解説図2.8(日本建築仕上学会編集、発行) 「ALCパネル構造設計指針・同解説」p37 付表2((一社)ALC協会) 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS21 ALCパネル工事(2018)」 p51((一社)日本建築学会編集、発行) |

<調査の視点><調査方法><調査結果の考え方>及び<使用する検査機器>については、[外壁の傾斜-1(RC造、S造)]の該当項目に準ずる。

<調査の視点><調査方法><調査結果の考え方>及び<使用する検査機器>については、[外壁の傾斜-2(RC造、S造)]の該当項目に準ずる。

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1.ALCパネルの設計内容の確認
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(1)調査方法
(2)注意事項等
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![]() 「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版」((一社)公共建築協会編集・発行) 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS21 ALCパネル工事(2018)」((一社)日本建築学会編集、発行) 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS19 セラミックタイル張り工事(2022)」 p151(3.9.1 c.(1)) ((一社)日本建築学会編集、発行) |

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「ALC外壁補修工法指針・同解説(第2版)」p41(日本建築仕上学会編集、発行) |

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<調査の視点><調査方法><調査結果の考え方>及び<使用する検査機器>については、[外壁の傾斜-3(RC造)]、[外壁の傾斜-3ー1(S造)]の該当項目に準ずる。

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1.書類による確認![]() (材料)
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(1)調査方法
(2)注意事項等
2.目視等による施工状況等の確認(1)調査方法
(2)注意事項等
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「ALCパネル構造設計指針・同解説」p2、13~14((一社)ALC協会) 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS21 ALCパネル工事(2018)」 p79(5.2.2(4))((一社)日本建築学会編集、発行) 「公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 令和7年版」((一社)公共建築協会編集・発行) 「建築工事監理指針 令和7年版」((一社)公共建築協会編集・発行) |

また、外壁タイル仕上げにおいて、以下のような状態の場合は、ALCパネルそのものにひび割れ等は発生していないが、タイルのみにひび割れ等が発生している可能性がある。
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「ALC外壁補修工法指針・同解説(第2版)」p41(日本建築仕上学会) 「建築工事標準仕様書・同解説 JASS19 セラミックタイル張り工事(2022)」 p130(3.6.3 b.(4)) ((一社)日本建築学会編集、発行) |

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「4 使用・メンテナンス状況の確認」による。

「5 外的要因の確認」による。

「6 詳細調査の必要性の検討」による。