補修方法編

床鳴りF-3
木軸

原 因 不具合事象の発生している主要部位 補修方法 シートNo.
(シートNo.群)
補修工事の特性 居住条件
(「床の傾斜」の原因) 「床の傾斜」を参照して、「床の傾斜」の発生原因に対応した補修を実施し、併せて床鳴りの補修を行う。 (F-1)
(「床のたわみ」の原因) 「床のたわみ」を参照して、「床のたわみ」の発生原因に対応した補修を実施し、併せて床鳴りの補修を行う。 (F-2)
床組構成部材の断面寸法等の不足

床組構成部材の配置・間隔の不良

(上階)
柱による梁の補強 F-1-101 補強柱が壁面内に納められる場合に限り、柱による梁の補強が想定される。天井懐に余裕がない場合には溝形鋼による梁の補強が、又、天井懐に納まる場合には、H形鋼や添え梁による梁の補強が想定される。
溝形鋼による梁の補強 F-1-102
H形鋼による梁の補強 F-1-103
添え梁による梁の補強 F-1-104
大引き
(最下階)
束立てによる大引きの補強 F-1-110
根太 根太の交換 F-2-101
根太掛け 根太掛けの補修 F-1-112
土台
(最下階)
土台の交換 F-1-109

(最下階)
束の交換 F-1-502
床組構成部材の材料の選択不良
(上階)
梁の交換 F-1-106
大引き
(最下階)
大引きの交換 F-1-501
根太 根太の交換 F-2-101
根太掛け 根太掛けの補修 F-1-112
土台
(最下階)
土台の交換 F-1-109

(最下階)
束の交換 F-1-502
床組構成部材材料の品質不良
(上階)
溝形鋼による梁の補強 F-1-102 天井懐に余裕がない場合には溝形鋼による梁の補強が、又、天井懐に納まる場合には、H形鋼や添え梁による梁の補強が想定される。梁の交換は、以上の補修方法で対応できない場合にも適用可能な方法である。
限定的な補強には添え梁による補強が想定される。
H形鋼による梁の補強 F-1-103
添え梁による梁の補強 F-1-104
添え梁による梁の補強(側面) F-1-105
梁の交換 F-1-106
大引き
(最下階)
束立てによる大引きの補強 F-1-110
大引きの交換 F-1-501 欠陥が、局部的なものである場合は当該部分の補修による対応が可能であるが、広範囲にわたる場合は大引きの交換も想定される。
大引きの補修 F-1-111
根太 根太の交換 F-2-101
根太掛け 根太掛けの補修 F-1-112
土台
(最下階)
土台の交換 F-1-109

(最下階)
束の交換 F-1-502
床組構成部材の架構・接合方法の不良 梁等 根太のレベル調整 F-1-113
梁・柱
(上階)
梁と柱の仕口部分を添え柱により補強 F-1-107 添え柱が壁面内に納められる場合は添え柱による補強も可能であるが、支障がある場合、金物による補強が想定される。
梁と柱の仕口部分を受け金物により補強 F-1-108
根太 根太の交換 F-2-101
根太掛け 根太掛けの補修 F-1-112

(最下階)
束の交換 F-1-502
地盤条件設定の不適合・敷地地盤等の変状・施工方法の不良 束石
(最下階)
束石の再設置 F-1-503
仕上材等の断面不足 仕上材 フローリングの張替え F-4-501
下地材 下地合板の張替え(根太を含む) F-2-102
下地合板の留付け直し F-3-101
仕上材等の選択不良 仕上材 フローリングの張替え F-4-501
下地材 下地合板の張替え(根太を含む) F-2-102
下地合板の留付け直し F-3-101
仕上材等の品質不良 仕上材 フローリングの張替え F-4-501
下地材 下地合板の張替え(根太を含む) F-2-102
下地合板の留付け直し F-3-101
仕上材等の接合・留付不良 仕上材 床鳴りの補修 F-3-102 補修により、美観上の問題が生じないことが確認された場合に限り、床鳴りの補修も想定される。
フローリングの張替え F-4-501
下地材 下地合板の張替え(根太を含む) F-2-102
下地合板の留付け直し F-3-101