床の傾斜
片持ちスラブ下面への鉄骨梁増設
F-1-305
RC造
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- 補修工事に先立ち、管理組合(分譲共同住宅の場合)又は建物所有者(賃貸住宅の場合)を介して下階住戸居住者の承諾を得る必要があり、別途仮移転、住戸養生等が必要になる。
- JIS形高力ボルト、トルシア形高力ボルトを使用する場合が多い。
- あと施工アンカーを用いて補修を行う場合は平13国交告第1024号「特殊な許容応力度及び特殊な材料強度を定める件」に適合する必要がある。
- あと施工アンカーを用いて工事を行う場合は、強度や耐久性等の品質を確保するために、「あと施工アンカー・連続繊維補強設計・施工指針」や「建築改修工事監理指針」等、適切な指針類に基づいて管理・施工する。
- 鉄骨小梁に耐火被覆が必要な場合がある。
- あと施工アンカーは地震時に抜け出す状態を想定し、鉄骨梁が落脱しないように措置を講ずる必要がある。
- 鉄筋探査機等により鉄筋位置を把握し、躯体の孔あけ時に鉄筋を傷つけないように施工する。
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№ |
書名[該当箇所](監修) |
編著者 |
発行所 |
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1 |
建築技術1990年3月号[p.150~154] |
小柳光生 |
(株)建築技術 |
2 |
「あと施工アンカー・連続繊維補強設計・施工指針」 |
国土交通省住宅局建築指導課 |
国土交通省 HP |
3 |
建築改修工事監理指針 令和4年版(下巻)[8章12節あと施工アンカー工事](国土交通省大臣官房官庁営繕部)
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(一財)建築保全センター |
(一財)建築保全センター |
4 |
各種合成構造設計指針・同解説(第3版)[第4編各種アンカー設計指針] |
(一社)日本建築学会 |
(一社)日本建築学会 |
5 |
公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版 [8章12節あと施工アンカー工事](国土交通省大臣官房官庁営繕部) |
(一財)建築保全センター |
(一財)建築保全センター |
6 |
コンクリート診断技術’24 基礎編[p316~317] |
(公社)日本コンクリート工学会 |
(公社)日本コンクリート工学会 |