床の傾斜Ｆ－１
RC造
RC造
| 原 因 | 不具合事象の発生している主要部位 | 補修方法 | ｼｰﾄNo. (ｼｰﾄNo.群) |
補修工事の特性 | 居住条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| （｢基礎の沈下｣の原因） | 基礎 | 「基礎の沈下」を参照して、「基礎の沈下」の発生原因に対応した補修を実施し、併せて床の傾斜の補修を行う。 | （K-1） | ― | ― |
| スラブ・梁のコンクリート及び鉄筋の規格不適・品質不良 ・ スラブ・梁の断面寸法等の不足・鉄筋量の不足 ・ |
梁・小梁・スラブ | ― | ― | （専門家と個別に相談を行い、補修方法を決定する） | ― |
| スラブ・梁の配筋方法の不良（配筋位置のずれ等） ・ コンクリートの打込み・締固めの不良 ・ コンクリートの養生の不良 ・ 工事中の一時的な過荷重の積載 |
梁・小梁 | 梁下への柱増設 | F-1-301 | 梁下への柱増設及び、新たに柱の設置が困難な場合に適用する梁の増打ち工法が梁のたわみを修正できる方法と考えられる。 打直し工法は豆板等の部分的コンクリートの欠損に適用する。 |
Ｂ |
| 梁の増打ち工法 | F-1-304 | Ｂ | |||
| 打直し工法 | G-2-306 | Ｃ | |||
| スラブ | 片持ちスラブ下面への鉄骨梁増設 | F-1-305 | スラブ下に梁を設けることができる場合はスラブ下面鉄骨小梁増設が、またスラブ下面への鋼板張付けも床たわみを補修できる工法と考えられる。 スラブ下面の工事が困難な場合には、スラブ上面へのかすがい筋埋め込みが考えられる。スラブのたわみ進行防止には連続繊維シート接着が考えられる。 床の傾斜を水平に修正するのは、セルフレベリングの他、床の下地等で水平にすることも考えられる。 |
B | |
| スラブ上面へのかすがい筋埋め込み | F-2-301 | B | |||
| スラブ下面への鋼板張付け | F-2-302 | Ｂ | |||
| スラブ下面への連続繊維シート接着 | F-2-303 | B | |||
| スラブ下面への鉄骨小梁増設 | F-2-304 | B | |||
| セルフレベリング材による床の補修 | F-2-305 | Ｂ | |||
| 床下地・仕上材の張替え | F-3-701 | ― | Ｂ | ||
| 床仕上材等の選択不良 ・ 床仕上材等の品質不良 ・ 床仕上材等の留付け不良 |
仕上材下地材 | 床下地・仕上材の張替え | F-3-701 | ― | Ｂ |