降雨による漏水
防水層平場の再施工(アスファルト系露出防水)
W-1-319
RC造
 |
|
|
|
 |
- (※1)
- 本シートでは、アスファルト防水および改質アスファルトシート防水を「アスファルト系防水」という。
- (※2)
- アスファルト系防水層の部分修繕工法は、健全な部分を残してこの上に新設防水層を施工するかぶせ方式と、対象範囲の防水層を撤去して新設防水層を施工する撤去方式がある。(参考1(1))
-
露出アスファルト防水部分修繕工法の工程例(引用1(2)一部修正) 
次の図は、かぶせ方式の例を示す。かぶせ方式は、原則として施工する範囲の境界内側に次の図①の絶縁帯を設ける。ただし、絶縁帯を設けない場合は次の図②の一般部の工程とする。 撤去方式の場合は、次の図①の断面の既存防水層部分を撤去して工程1、3及び5を施工する。
 屋根伏せ図
露出アスファルト防水部分修繕かぶせ方式の例図(引用2(1))
- (※3)
- アスファルト系防水層の部分的なふくれ、切り傷、口あきなどの補修方法は、次のような例がある(主に改質アスファルトシート防水の場合の方法を示す)。(参考3(1))
「ふくれ・浮き」の補修例:ふくれ部分を切り取り(※4)、下地と切り取った防水層裏面を乾燥させて、トーチバーナーであぶって押さえ密着させる(※5)。その上に、既存防水層各層と同じ改質アスファルトルーフィングシート類を同じ張り付け順序で張り付ける。 「切り傷」の補修例:損傷部分の凸部をトーチバーナーであぶり(※5)、均し、損傷部を覆うかたちで既存防水層各層と同じ改質アスファルトルーフィングシート類を同じ張り付け順序で張り付ける。 「口あき」の補修例:改質アスファルトルーフィングシート相互の口あき部分に、焼いた金ごてを差し込んで開き、トーチバーナーであぶってシート相互の改質アスファルトを溶融させて密着させ(※5)、端部をトーチバーナーで焼いた金ごてで押さえ、段差をなくす。
- (※4)
- ふくれ箇所をたち切り包丁やカッター等の用具でH形又は十文字に切開する方法もある。(参考4(1))
- (※5)
- アスファルト防水の場合は、防水層裏面を乾燥させて溶融アスファルトを流し込み、押さえて密着させる。
|
 |
- 工事に伴う騒音(ドリル使用時)、臭気、振動、粉塵、降雨時における漏水、廃材の排出等が問題となる可能性があるため、工事の実施にあたっては、居住者に工事内容を十分に説明し、合意を得ることが重要である。
- 既設の防水層や保護層(施工されている場合)を撤去せずに防水改修を行う場合は、当該地域の最大降雨量などを考慮して必要な排水ドレンの径が確保できるように注意する必要がある。(参考5(1))
|
|
|

| № |
書名[該当箇所] |
編著者 |
発行所 |
| 1 |
保全工事共通仕様書 令和5年版[(1)p30(2.1.2)・31(2.1.1表)、(2) p36(2.2.1表)](独立行政法人都市再生機構住宅経営部監修) |
- |
(一財)都市再生共済会 |
| 2 |
機材及び工法の品質判定基準仕様登録集 令和5年版[(1)p336](独立行政法人都市再生機構住宅経営部監修) |
- |
(一財)都市再生共済会 |
| 3 |
防水施工法(九訂版)[(1)p141・142(2.2 g)] |
(一社)全国防水工事業協会 |
(一社)全国防水工事業協会 |
| 4 |
建築改修工事監理指針 令和4年版(上巻)[(1)p206](国土交通省大臣官房官庁営繕部監修) |
(一財)建築保全センター |
(一財)建築保全センター |
| 5 |
空気調和・衛生工学会規格 SHASE-S206-2019 給排水衛生設備規準・同解説[(1)p139~140・290~296] |
(公社)空気調和・衛生工学会 |
(公社)空気調和・衛生工学会 |
| 書名 |
編著者 |
発行所 |
| 保全工事共通仕様書 令和5年版[p35(2.2.2)](独立行政法人都市再生機構住宅経営部監修) |
- |
(一財)都市再生共済会 |
| 防水施工法(九訂版)[p79(2.1 g)、p190(2.3 g)] |
(一社)全国防水工事業協会 |
(一社)全国防水工事業協会 |