補修方法編


界床に係る遮音不良(椅子の移動音や物の落下音等の床衝撃音)SO-2
RC造

原 因 不具合事象の発生している主要部位 補修方法 シートNo.
(シートNo.群)
補修工事の特性 居住条件
床下地材等の性能不足 界床 軽量床衝撃音に対する遮音性能のある乾式二重床への交換 SO-2-301
  • 床構造が日本住宅性能表示基準・評価方法基準の第5の8-2で規定する「均質単板スラブ等」又は「ボイドスラブ」であり、等価厚さが「均質単板スラブ等」は130㎜以上、「ボイドスラブ」は200㎜以上であること。
  • 交換する床仕上材・下地材の対応高さ寸法の中に、既存のコンクリートスラブ面から床仕上面までの高さ寸法が含まれていること。
  • 本補修に伴う荷重の増加が構造計画上、支障とならない場合に適用が可能である。
床仕上材の性能不足 界床 軽量床衝撃音に対する遮音性能のある直張り床への交換 SO-2-302
  • スラブ素面から床仕上げ面までの厚さが補修前の厚さと概ね変わらないこと。
  • 本補修に伴う不陸調整のためのモルタル等による荷重の増加が構造計算上支障とならない場合に適用が可能である。