基礎の沈下
耐圧版工法
K-1-702
RC造・S造
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| 1.事前調査 |
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- ①
- 現場調査により、適用条件を満たしていることを確認する。
- ②
- 沈下の状況、原因を確認し、施工計画をたて、工期を決定する。
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| 2.準備 |
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- ①
- 仮囲い、仮設電力引き込みを行う。
- ②
- 器材および資材を搬入する。
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| 3.地盤の掘削 |
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繰り返し作業 |
- ①
- 既設直接基礎の底盤下を掘削する。(深さ1.3m程度)
- ②
- 山留め、残土処分を行う。
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4.仮受サンドル組及び建物全体の仮受け
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- ①
- 耐圧版設置位置の地盤を突き固め、砂利地業を行う。
- ②
- 鉄板(t=9)を敷き、その上にH形鋼でサンドルを組む。
- ③
- 鋼製サンドルの上にサポートジャッキを設置し、既設基礎を仮受けし、プレロードを行う。
・建物が沈下しないように注意しながら、3~4の工程を建物の端から順次繰り返し、建物全体を仮受けする。
・仮受け前後に各基礎位置のレベルを計測する。
※長期間仮受け状態が続く際は,仮受け時において地震時の安全性の検討が必要である。
  施工平面・断面の例(引用1(2)一部修正)
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| 5.耐圧版工事 |
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- ①
- 鋼製サンドルを包み込んで配筋する。(鉄筋組みD16、D13 タテヨコ共 @150 2段)
- ②
- コンクリートを打込む。(早強Fc=35N/mm2など)
- ③
- 給排水、ガス等の設備配管を切断、先止めする。
 耐圧版詳細例(引用1(3)一部修正)
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6.ジャッキアップ及び建物の水平調整
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- ①
- サポートジャッキ内側に油圧ジャッキをセットし、建物全体をジャッキアップして沈下を修正し、建物の水平調整を行った上で、サポートジャッキのネジを締め、本受けする。
- ②
- 建物レベル及び水平を確認する。
- ③
- 油圧ジャッキを撤去する。
- ④
- 給排水、ガス等の設備配管を接続する。
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7.基礎下充填工事
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- ①
- 充填材のプラントを設置する。(支持地盤への荷重低減と沈下修正による基礎下の空隙の充填を考慮して、軽量盛土材である発泡モルタル又は流動化処理土等を使用する。)(※1)
- ②
- 既設基礎底盤と耐圧版との間に鋼製サンドルを包み込んで軽量盛土材を充填圧入する。
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| 8.埋戻し |
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- ①
- 軽量盛土材以外の掘削部分を地表まで埋戻す。
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| 9.最終確認 |
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- ①
- レベルや水盛管等を用いて建物全体の設置高さ、水平を再度確認する。
- ②
- 器材及び資材を撤去・搬出のうえ、片付け・清掃を行う。
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(※1)流動化処理土は、土砂に大量の水を含む泥水(もしくは通常の水)と固化材を加えて混練することにより流動化させた湿式土質安定処理土で、人手による締固めが難しい狭隘な空間などに流し込む施工で隙間を充填し、固化後に発揮される強度と高い密度により品質を確保する埋戻し材料である。(参考2(1)、参考3、参考4)
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- 施工は、ほぼ基礎下のみであり、設備配管等の盛替えにより、建物を平常通り使用しながらの施工も可能な場合がある。
- 補修工事完了後においても、沈下の進行の有無を確認するなど、基礎や地盤の状況に注意する。
- ジャッキアップに伴い、外壁等にひび割れ等が生じた場合には、併せて補修する必要がある。
- 施工に際しては、以下の条件も重要である。
- 基礎下掘削用の進入口が確保できること。
- 基礎下掘削時に地下水の大量な湧水が生じない地盤であること。
- 基礎に変形に伴うひび割れ等がないこと。
- 既設の基礎が擁壁等に近接している場合は、擁壁に影響を与えないように注意して補修すること。
- 傾斜地を造成した敷地で盛土側となる個所は、支持層が深い部分を鋼管圧入による工法と併用するなどの修正が必要な場合がある。
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| № |
書名[該当箇所] |
編著者 |
発行所 |
| 1 |
建築技術1995年9月号[(1)p57、(2)p101、(3)p100] |
田村昌仁・間瀬哲・大沢一実 |
(株)建築技術 |
| 2 |
建築工事監理指針 令和7年版(上巻)[(1)p166](国土交通省大臣官房官庁営繕部監修) |
(一社)公共建築協会
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(一社)公共建築協会
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| 3 |
建築工事標準仕様書・同解説 JASS3 土工事および山留め工事・JASS4 杭および基礎工事(2022)[JASS4 5節] |
(一社)日本建築学会
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(一社)日本建築学会
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| 4 |
流動化処理土利用技術マニュアル(平成19年第2版) |
(独)土木研究所 (株)流動化処理工法 総合監理 |
技報堂出版(株) |
| 書名 |
編著者 |
発行所 |
| 建築技術1995年9月号[p54~62、p100~101] |
田村昌仁・間瀬哲・大沢一実 |
(株)建築技術 |